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勉強法2026.10.10 ・ GoRoute+編集部

成績が上がる授業ノートのとり方

「ノートはちゃんと書いているのに、テストの点につながらない」。それは、ノートが「黒板を写しただけ」になっているからかもしれません。この記事では、授業中のノートのとり方から、余白や色の使い方、教科別のコツ、テスト前に役立つ見直し方まで、成績が上がるノートの作り方を紹介します。

成績が上がるノートと、上がらないノートの違い

同じ授業を受けて、同じようにノートを書いていても、テストの点数には差がつきます。その差は、字のきれいさではなく、ノートに「何が書いてあるか」で決まります。

成績が上がりにくいノート成績が上がるノート
書いてあること黒板に書かれたことだけ黒板+先生が口で言ったこと
色たくさんの色でカラフル3色まで。色ごとに意味がある
余白すき間なくぎっしりあとで書きたす余白がある
使い方書いたら終わり何度も見直して、テスト勉強に使う

定期テストは、授業で習ったことから出題されます。つまり、授業の内容がしっかり書かれたノートは、そのまま最高のテスト対策の教材になるのです。定期テストの勉強の進め方は、定期テストで90点以上取る勉強法もあわせて読んでみてください。

基本は「板書+先生の説明」

ノートをとるときにいちばん大切なのは、黒板に書かれていない、先生の説明もメモすることです。

先生は授業中、黒板に書いたことにくわえて、「ここはテストによく出るよ」「なぜこうなるかというと…」「ここはまちがえやすいから注意」など、大事なことをたくさん口で話しています。テストで差がつくのは、こうした黒板には書かれなかった部分であることが多いのです。

授業が始まる前の1分でできる準備

チャイムが鳴る前に、ノートを開いて日付と単元名を書き、前の授業のまとめを読んでおくだけで、授業の内容が頭に入りやすくなります。教科書の今日のページを開いて、見出しや太字をながめておくのもおすすめです。「今日は何を習うのか」がわかっていると、先生の話のどこが大事なのかに気づきやすくなります。

メモしておきたい先生の言葉

全部を書こうとしなくていい

先生の話を一字一句書く必要はありません。キーワードと矢印だけの短いメモで十分です。たとえば「気温が上がる → 飽和水蒸気量ふえる → 雲できにくい」のように、要点だけを書きましょう。

ワンポイント黒板を写すのはできるだけ手早くすませて、先生が話しているときは顔を上げて聞くのがコツです。「写す時間」と「聞く時間」を分けると、どちらもおろそかになりません。

聞きのがしたとき・書ききれなかったとき

先生の話が速くて書ききれないことや、黒板が消されてしまうこともあります。そんなときは、あせらずに次のようにしましょう。

プリントはノートといっしょに管理する

授業で配られたプリントは、その日のうちにノートにはるか、教科ごとのファイルにとじるようにしましょう。テスト前に「あのプリントがない!」とさがす時間は、とてももったいないです。プリントにも日付と単元名を書いておくと、ノートと見くらべながら復習できます。

ノートのレイアウト・余白・色の使い方

ノートを書きはじめる前に、ページの使い方を決めておくと、あとで見直すときにとても読みやすくなります。おすすめは、下の図のようなかたちです。

ノートの基本レイアウト。上に日付・教科・ページ、左7割に板書、右3割に先生の説明やわからないこと、下にまとめを書く図
左に板書、右に先生の説明。下には自分の言葉でまとめを書く
  1. ページの上に日付・単元名・教科書のページを書く:テスト範囲を確認するとき、すぐに見つけられます。
  2. 右側に線を引いて、3割ほどの余白をつくる:先生の説明、わからないこと、あとで調べたことを書きこむスペースです。
  3. 単元が変わったら、新しいページから書く:ページをけちらないことが、見やすいノートへの近道です。
  4. 授業の最後に、下の余白に「まとめ」を1〜2行:今日習ったことを自分の言葉で書くと、理解できているかを確かめられます。

余白は「あとで書きたすための場所」です。授業中にわからなかったことを、先生に質問したり教科書で調べたりして書きたしていくと、ノートがどんどん自分専用の参考書になっていきます。

色の使い方は「3色まで」

色ペンやマーカーを使うと、ノートが見やすくなります。ただし、使いすぎると逆効果です。全部の行に色がついていると、どこが本当に大事なのかがわからなくなってしまうからです。

ノートの色の使い方の例。赤はテストに出る大事な語句、青は先生の説明や理由、緑は自分の気づきや疑問。5色以上は使わない
色ごとに意味を決めると、見直すときに「どこを見ればいいか」がすぐわかる

色の使い方のルール(例)

色は自分の好みで決めてかまいませんが、全教科で同じルールにそろえると、どのノートを開いても迷いません。色ペンを持ちかえる時間がもったいないと感じる人は、黒と赤の2色だけでも十分です。

教科別・ノートのとり方のコツ

国語

数学

英語

理科

社会

ノートは「見直し」で力になる

どんなによいノートを書いても、書いたまま一度も開かなければ、成績にはつながりません。人は、習ったことを時間がたつとどんどん忘れてしまいます。だからこそ、短い時間でいいので、何度も見直すことが大切です。

ノートの見直しタイミングと時間の目安を示した棒グラフ。授業の日5分、次の授業の前3分、週末10分、テスト2週間前30分
GoRoute+のおすすめ目安。いちばん大事なのは「授業の日の5分」

見直しのタイミング

いつやること
授業の日(5分)ノートを読み返して、わからないところに印をつける。先生の説明で書ききれなかったことを書きたす
次の授業の前(3分)前回の「まとめ」だけ読んで、授業の流れを思い出す
週末(10分)1週間分を見直す。赤字の語句を赤シートでかくして、言えるか確かめる
テスト2週間前(30分)テスト範囲のノートを全部見直して、印のついたところを重点的に復習する
ワンポイント見直すときは、ただ読むだけでなく、ノートを手でかくして「この用語の意味は?」「この式はなぜこうなる?」と自分に問いかけてみましょう。思い出そうとすることで、記憶がぐっと強くなります。くわしくは暗記のコツの記事で紹介しています。

やってはいけないノートのとり方

まじめに書いているのに成績が上がらない人は、次のようなノートになっていないか確かめてみましょう。

やってはいけないノートのチェックリスト。黒板を写すだけ、色の使いすぎ、きれいさにこだわりすぎ、余白がない、見返さない、の5つと直し方
1つでも当てはまったら、今日の授業から直してみよう

保護者の方へ:家庭でできるサポート

まとめ

ノートで「わからない」と印をつけたところは、似た問題を何問か解いてみると、本当に理解できたかを確かめられます。単元ごとに練習問題を解ける学習アプリを、ノートの見直しとセットで使うのもよい方法です。

よくある質問

Q. ノートはきれいに書いたほうがいいですか?

自分があとで読めれば十分です。きれいに書くことに時間をかけすぎると、先生の説明を聞きのがしてしまいます。提出が必要なノートは、ていねいさも見られることがあるので、読みやすい字を心がけましょう。

Q. 色ペンは何色使えばいいですか?

黒(えんぴつ・シャーペン)のほかに3色までがおすすめです。たとえば赤は大事な語句、青は先生の説明、緑は自分の疑問のように、色ごとの意味を決めて使いましょう。

Q. 授業のあとにノートをまとめ直したほうがいいですか?

全部を書き直す必要はありません。それよりも、その日のうちに5分ほど見直して、わからなかったところに印をつけたり、先生の説明を書きたしたりするほうが効果的です。

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