定期テストで90点以上取る勉強法
「ちゃんと勉強したのに80点で止まる」「90点の壁がこえられない」。そんな中学生に向けて、定期テストで90点以上を取る人がやっている勉強の進め方を、テスト2週間前からのスケジュールと教科別のポイントに分けて紹介します。

90点を取る人と70点で止まる人の違い
定期テストは、学校で習った範囲から、先生が授業で強調したところを中心に出題されます。つまり「何が出るか」はある程度わかっているテストです。それでも点数に差がつくのは、勉強時間の長さよりも、次の3つの差が大きいからです。
| 70点で止まる人 | 90点以上の人 | |
|---|---|---|
| 学校のワーク | テスト直前に1回解いて終わり | 2週間前に1周目を終わらせ、まちがえた問題を2〜3回解き直す |
| まちがえた問題 | 答えを写して「わかったつもり」 | 何も見ずに解けるようになるまで解き直す |
| 暗記 | 前日にまとめて覚える | 毎日少しずつ、何度もくり返す |
90点以上を取る人は、特別な問題集を使っているわけではありません。学校のワークと授業のプリントを完璧にすることに、時間を集中させています。
テスト2週間前からのスケジュール

90点をねらうなら、勉強は2週間前から始めましょう。おすすめの進め方は次のとおりです。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 2週間前〜10日前 | テスト範囲を確認し、全教科のワークを1周する(まちがえた問題に印をつける) |
| 9日前〜5日前 | 印のついた問題だけを解き直す(2周目)。暗記科目は毎日少しずつ |
| 4日前〜2日前 | 2周目でもまちがえた問題をもう一度。授業のプリント・ノートを見直す |
| 前日 | 新しいことはしない。まだ不安な問題と、暗記の最終確認だけ |
ポイントは、「1周目をできるだけ早く終わらせる」ことです。1周目が終わると、自分の苦手がはっきりします。苦手がわかれば、残りの日数で何をすればいいかが決まります。

教科別・90点を取るためのポイント
国語
- 教科書の本文を何度も読む:定期テストは授業で読んだ文章から出ます。本文の流れが頭に入っていると、記述問題も書きやすくなります。
- 授業ノートの「先生の説明」を見直す:「この表現の効果は?」「このときの気持ちは?」など、授業で説明されたことがそのまま問われることが多いです。
- 漢字は毎日10分:漢字は配点が確実に取れる部分です。書けなかった漢字だけを集めて、くり返し練習しましょう。
数学
- ワークの基本問題を100%にする:定期テストの大部分は基本〜標準の問題です。まずはここを落とさないことが90点への近道です。
- 途中式を必ず書く:計算ミスの多くは、途中式を省いたところで起こります。
- 文章題・図形は「解き方」を説明できるようにする:答えを覚えるのではなく、「なぜその式になるのか」を自分の言葉で言えるようにしておくと、数字を変えた問題にも対応できます。
英語
- 教科書の本文を音読する:本文の音読をくり返すと、単語・文法・並べかえ問題に強くなります。
- 新出単語は「書いて」覚える:読めても書けない単語はテストで点になりません。つづりまで確認しましょう。
- 文法は例文ごと覚える:ルールだけでなく、教科書の例文を1つずつ言えるようにしておくと、英作文でも使えます。
理科
- 図や実験の流れを自分で描いてみる:器具の名前、実験の手順、結果とその理由はよく出題されます。
- 計算問題は公式の意味から:濃度、密度、電流・電圧などは、公式を丸暗記するよりも「何と何の割り算か」を理解すると、ミスが減ります。
社会
- 用語は「説明できる」まで覚える:用語を答えるだけでなく、その意味や理由を説明する問題が差をつけます。
- 地図・年表・グラフとセットで覚える:資料を読み取る問題は、ふだんから資料を見ながら覚えている人ほど強くなります。
ケアレスミスを減らして、取れる点を落とさない
80点台から90点台に上がれるかどうかは、ケアレスミスの数で決まることも多いです。次のことを習慣にしましょう。
- 過去のテストを見返して、自分がよくするミス(符号のまちがい、単位のつけ忘れ、問題文の読み落としなど)を書き出しておく
- 問題文の「正しくないものを」「記号で」「すべて選び」などに線を引いてから解く
- 見直しの時間を残すために、わからない問題は飛ばして先に進む
- 見直しでは、1で書き出した自分のミスを重点的に確かめる

テスト前日と当日の過ごし方
前日は、新しい問題に手を出すよりも、これまでにまちがえた問題の最終確認に時間を使いましょう。不安になって夜おそくまで勉強するより、しっかり眠ったほうが、当日に力を出しやすくなります。
当日の朝は、暗記科目の重要語句や、自分のミスのリストをさっと見直すのがおすすめです。
保護者の方へ:家庭でできるサポート
- 「勉強しなさい」よりも、「テストまであと何日?」「どの教科から始める?」と一緒に計画を立てるほうが、子どもは動きやすくなります。
- 点数そのものより、計画どおりに進められたことをほめてあげると、次のテストへのやる気につながります。
まとめ
- 90点以上を取る人は、学校のワークとプリントを完璧にすることに集中している
- 勉強は2週間前から。1周目を早く終わらせて、まちがえた問題を何度も解き直す
- 暗記は毎日少しずつ。ケアレスミスは「自分のミスのリスト」で防ぐ
「何から始めればいいかわからない」「計画を立てても続かない」という人は、テストの日と目標点から毎日の勉強を自動で決めてくれる学習アプリを使うのも一つの方法です。
よくある質問
Q. 定期テストの勉強は何日前から始めればいいですか?
90点以上をねらうなら、2週間前から始めるのがおすすめです。1週間前からだと、学校のワークを1周するだけで終わってしまい、まちがえた問題を解き直す時間が足りなくなりがちです。
Q. 学校のワークは何回やればいいですか?
最低でも2回、できれば3回です。1回目は範囲を最後まで解き、2回目はまちがえた問題だけを解き直し、3回目はテスト前日にまだ不安な問題だけを確認します。
Q. ケアレスミスを減らすにはどうすればいいですか?
自分がよくするミスを書き出しておき、テストの見直しのときにそのミスだけを重点的に確かめるのが効果的です。計算は途中式を書き、答えを問題文に戻して確かめる習慣をつけましょう。
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